アメリカ生活家計簿

【アメリカ駐在】生活の立ち上げにかかった費用を公開

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アメリカ生活の立ち上げは、お金がかかる?

ドルはいくら用意したらいいの?

そんな疑問にお答えします

こんにちは、くまです。アメリカは物価が高いので、生活の立ち上げにも多くのお金が必要です。しかし、実際には会社の補助がありますので、負担は大きく減りました

家族構成と基本情報

海外で生活する理由(海外赴任・留学・移住)や、家族構成によって生活の立ち上げ費用は変わると思いますが、我が家のケースが参考になれば幸いです

・日系企業の駐在員(配偶者は休職中)

・アメリカの地方都市に在住

・30代前半の夫婦2人

・家賃2,200ドルは会社負担

・社用車1台支給あり(休日も使ってOK)

・1ドル=140円で計算(2023年8月の為替レート)

集計結果(アメリカ生活立ち上げの初期費用)

金額($)備考
ホテル代1,500150$×10泊
タクシー代50空港→職場付近のホテル
家賃0全額会社負担
自動車費0社用車1台支給
家具
家電
1,500ベッド、ダイニング
テーブル、ソファー等
食費1,000外食費用
通信費300Wi-Fi、スマホ、テレビ
日用品200ティッシュ類、洗剤類
合計4,550(約64万円)

家賃・車1台は会社負担なので、自分で支払う金額は4,550ドル(約64万円)という結果になりました。日本のクレジットカードと、現金4,000ドルを持ってきたので支払いに困ることはありませんでした。ただし、お子様がいる家庭や、アメリカに到着してすぐに車を買う(レンタル・リース)方はもっとお金がかかるでしょう

ホテル代は会社の経費として精算、家具などを揃えるための費用は会社から補助が出ました

1.ホテル代:1,500ドル

アメリカに到着してから賃貸物件を決めて入居が可能になるまでは、10泊ほどホテル暮らしをしました。会社からすぐ近くのホテルで、宿泊費は一旦自分で支払いますが、後ほど会社で経費精算をします

朝食付きですが、ビジネスホテルはこんな感じの朝食です。アメリカに来て早々に日本が恋しくなったことを思い出します

ビジネスホテルの朝食

ホテル滞在中に家探しをした流れは、まず日本にいる間に日系の不動産会社と打合せをして、住みたいエリア・予算上限などを事前に伝えます。物件を6つくらいリストアップしていただき、赴任後すぐに内見にいきました。一日ですべての内見が終わり、その日のうちに第一希望の賃貸物件を決めると、その後、入居審査や書類の手続きなどに時間を要して、内見から1週間後くらいに入居が可能になりました

2.タクシー代:50ドル

空港→ホテルの移動に使いました。タクシーもチップが必要なので思ったよりもお金がかかります

3.家賃(敷金礼金):0ドル

家に関する費用はすべて会社負担です。日系不動産会社と勤務先の会社でほとんどの手続きは済ませてもらえました。自分で不動産会社の仲介手数料や、保証金(デポジット)などを支払う場合は、大きな金額が必要になるでしょう

物件を探すにあたってZillowというサイトを参考にしました。日系の不動産会社がその物件を取り扱っているとは限りませんが、家賃の相場・内装を見るために使いました。情報が多いので便利です

4.自動車購入費:0ドル

アメリカに赴任してすぐに、社用車が1台貸与されました。休日に使用してもOKなので、家具・家電の買い出しに行けて助かりました

アメリカは車社会なので旦那さんの通勤用に1台、奥さんと子供の送迎用に1台となると相当なお金がかかります

車を購入する場合は、Autotraderや、carmaxGulliver(USA)が価格の相場を見るために便利です。特に、日本でもお馴染みのガリバーは日本語対応ですので、価格は少し割高と聞きますが生活の立ち上げに便利でしょう

5.家具・家電など:1,500ドル

アメリカの賃貸物件は、「洗濯機、冷蔵庫、コンロ、電子レンジ、オーブン、食洗機」が備え付けられていることが一般的です。また、我が家のケースでは、「スタンドライト、掃除機、ブラシなどの掃除用品」などがまだまだキレイなものが置いてありました。入居立ち合いの際にオーナーへ確認すると、

前の住人が置いていったから自由に使っていいよ!

使わなかったり、壊れたりしたら捨ててOK

とのことでした。他には、前任の駐在員から格安で譲り受けたり、ベッド、ダイニングテーブル、チェアーなどを購入してこれくらいの金額になりました

6.食費:1,000ドル(赴任して1ヶ月で)

外食が中心になるので、食費は高くなりがちです。始めはスーパーのお惣菜や、ファストフードで食事を済ませることが多かったです(レストランは注文・お会計が難しく、チップも多く支払うので)

7.通信費(Wi-Fi、スマホ、テレビ):300ドル

・テレビ:60ドル(中古を譲ってもらいました)

・テレビアンテナ:40ドル

・Wi-Fiルーター:100ドル(レンタルも可能ですが、購入しました)

・NordVPN(2年契約先払い):100ドル

家庭用インターネットは月額料金は50ドルほどの「Spectrum(スペクトラム)」を契約。アメリカのスマホは格安SIM大手の「TELLO」を契約しました

NordVPNはアメリカから日本のテレビ(TVer・アマゾンプライムなど)を見るために契約。映像著作権の関係から、VPNで日本のサーバーを経由しないとアクセスブロックされるためです

8.日用品:200ドル

ティッシュ類、洗剤類、掃除用品、キッチン用品などを購入するとこれくらいの金額になりました。

特に消耗品類はまとめ買いする文化なのか、1つ1つが大容量で売っていることが多く、始めはお金がかかりました

↓このように、トイレットペーパー30個(約35ドル)ティッシュ10箱(約30ドル)がまとまって売られています。小ロットでも販売されていますが、割高なものが多いです

ティッシュとトイレットペーパー

おまけ:アメリカの給料以外で稼ぐ方法

①銀行口座を開設

私が使用しているアメリカ最大手のチェース銀行は、アメリカ全土に支店やATMがあるため利便性がとても高いです。日本で例えるなら三菱UFJ銀行のような立ち位置でしょうか。そんなチェース銀行は、私の紹介リンクから口座開設をすると200$の口座開設ボーナスをもらえます。入金額の条件などはありますが、比較的に簡単ですのでおすすめです

②格安SIMを使用

アメリカ大手の「TELLO」という格安SIMは、月額6$から契約することができます。実際に私は月額7$のプランを契約しており、通信速度は速くて不便は感じません。また、私の紹介リンク経由で契約をすると、TELLOの料金に使用できる10$分のポイントをもらえます

③アメリカ版Rakutenキャッシュバックを使用

日本は「Tポイント」や「楽天ポイント」を始めとしたポイントカードが一般的ですが、一方でアメリカはキャッシュバックサイトが一般的です。キャッシュバックサイトとは、サイトを経由してネットで買い物をすると、1%~10%ほどの金額が現金でキャッシュバックされます。アメリカ独特のシステムで分かりにくいので、詳細は関連記事をご覧ください。私の紹介リンクから登録すると、30$の登録ボーナスをもらうことができます

④アメリカのクレジットカードを作成

日本でクレジットカードを作成した場合、特典は2,000円~良くても10,000円相当のポイントがもらえる程度でしょう。しかし、クレジットカード社会のアメリカでは、5万円~20万円相当のポイントやマイルがもらえるなど破格と言えるほどの特典がもらえます。ただし、特典をもらう条件として、「作成してから6ヶ月で3,000$を利用する」などを達成する必要があります

まとめ

私たちのケースでは、アメリカに赴任する初期費用はおおよそ4,550ドル(約64万円)かかりました。アメリカに来て「お金が足りない!」とならないように、この記事がお役に立ちますと幸いです

アメリカ赴任後の手続きについては、別の記事で紹介しています

いじょう!

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