ミシガン州の運転免許はどうやって取得するの?
筆記試験はどんな問題が出されるの?
そんな疑問にお答えします
こんにちは、くまです。2023年に運転免許を取得した経験から、実際の手続きの流れなどについてご説明します
1.筆記試験の概要
・言語:日本語受験OK
・時間:制限なし
・問題数:標識問題:2択が10問(8問正答で合格)
一般問題:3択が40問(30問正答で合格)
・回答方法:タッチ式のパソコンを使用。わからない問題はスキップすることが可能
2.必要書類を準備
受験には下記の書類が必要です
① SSN(ソーシャル・セキュリティ・ナンバー)
② ビザ・パスポート
③ I-94(最新のものを印刷)
④ 日本の運転免許証(※翻訳は実技試験の記事でご説明します)
⑤ 現住所を証明する書類2点(賃貸契約書、水道光熱費など公共料金の請求書、銀行・携帯電話などの郵便物)
※デトロイト大使館のHP「ミシガン・オハイオ州の運転免許証の取得方法」にも説明があります。いつ時点の情報なのか不明なのでご注意ください
3.教本で勉強
ミシガン州が発行している教本「What Every Driver Must Know」が公式な教本となります
また、デトロイト大使館のHP[ミシガン・オハイオ州の交通ルール」は日本語で交通ルールの要点をまとめられていて分かりやすかったです
4.過去問で勉強
こちらのサイトの「Free Michigan DOS Permit Practice Test 2023 | MI」では、練習問題がたくさん掲載されています。英語サイトですが、ブラウザの翻訳機能や翻訳AIツールの「DeepL」を使うなどすれば理解しやすかったです
また、私が覚えている範囲で練習問題を作成して、本記事の最後の方に掲載しました。日本語で受験する方はご活用いただければと思います
5.ウェブサイトから受験予約
- STEP①ミシガン州のSOS(Secretary of State)にアクセス
- STEP②「Office visit」をクリック
- STEP③カテゴリー:「Driver」をクリック
- STEP④サービス:「First-time Michigan Driver’s License,ID,or Permit」をクリック
- STEP⑤必要書類:10桁の事前登録番号(X-XXX-XXX-XXX)を求められます
登録が済んでいない場合は「氏名・住所・連絡先」など基本情報を入力して登録します。※身長はフィート/インチ、体重はポンド、目の色はブラックではなくブラウンで記入します
登録が完了すると事前登録書が発行されます。右上の「P〇〇…」とある10桁の番号があなたの事前登録番号です
- STEP⑥ロケーション:どこのSOSに行くか選択します。自宅から近いか評判のいいSOSを選択しましょう。ちなみに、私はこちらで受験しました
- STEP⑦予約時間:最後に予約可能な日にち・時間が表示されます。都合に合わせて選択すると予約完了です
6.受験当日の流れ
- STEP①SOSオフィスへ訪問
中に入るとすぐに受付の方がいました。予約完了のメールを見せると、手続きカウンターに並ぶように案内されます。5人ほど並んでましたが、スムーズに流れます
- STEP②カウンターで手続き
必要書類の確認をされます。パスポートなどはコピーを取っていいか確認されます。※不足書類があると次回送りになるのでご注意ください
- STEP③筆記試験スタート
番号の書かれたファイルのようなものをカウンターで渡されます。パソコンが4台あるコーナーへ向かい、同じ番号が書かれたパソコンで受験します
2択の標識問題10問(8問正答で合格)からスタート、次に3択の一般問題40問(30問正答で合格)が出題されます。日本語訳が不自然だと思う箇所がありますが読める範囲内です。わからない問題はスキップできるので、焦らずに解き進めましょう
- STEP④視力検査
筆記試験が解き終わったら、番号の書かれたファイルを持ってもう一度カウンターの列に並んで視力検査です
検査機を覗くと、下記のような表が見えます。表の左右にライトがあって、ピカピカ光ります。「右?左?どっちも?」と聞かれ、両方だったので「Both」と答えました(前後に並んでるみんな両方でした)
次に「赤色の1番を読み上げて」など言われ、ランダムに書かれたアルファベットを読み上げて終了です(みんな1番を読んでました)
1 x x x x x x x x x x x x 2 x x x x x x x x x x x x 3 x x x x x x x x x x x x 4 x x x x x x x x x x x x - STEP⑤終了
路上試験(実技)の受験許可書・受験先リストをもらって終了になります。時間は合計で1時間ほどかかりました
7.どれくらい勉強が必要か?
まずテキストを1周読んでみました。その後、過去問を1周解いてみて、間違えた問題だけ試験前日にもう一回解きなおす程度で合格できました。私は日常的に日本で運転をしていたので、いわゆるペーパードライバーに近い方はもう少し勉強が必要かもしれません
筆記試験よりも路上試験(実技)の方が難しくて、そちらに注力が必要だと感じました
8.過去問
最後に過去問をいくつか掲載します
- Qこの標識の意味は?
1.いつでも交差点では完全に停止する
2.速度を落として必要に応じて停止する - A
(2)
- Qこの標識の意味は?
1.踏み切り
2.横断歩道 - A
(1)
- Qこの標識の意味は?
1.中央分離帯の道路が終わる
2.右側を通行する - A
(2)
- Qひし形の道路標識の意味は?
1.速度制限を示す
2.注意が必要なことを示す
3.州間ルートを示す - A
(2)
- Q長方形の道路標識の意味は?
1.制限速度
2.一時停止
3.学童用横断歩道 - A
(1)
- Q交差点を右折するとき、適切なウインカーを出すタイミングは?
1.交差点に達したら
2.右折の50フィート手前から
3.右折の100フィート手前から - A
(3)
- Qスクールバスが停車し、赤いランプを点滅している場合は?
1.子供がいなければ追い越していい
2.反対車線からは追い越せる
3.ランプの点滅中は追い越せない - A
(3)
9.まとめ
私が受験した経験では、標識問題は2択だから大丈夫だろう!と少し気を抜いていました。しかし、実際に路上で見たことのない標識問題が1つ出題されて間違えました。思わぬ問題が出ると焦るので、標識問題も勉強が必要だと感じました
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