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アメリカの歴史・文化を学べる映画8選

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アメリカが舞台の映画は何がある?

おすすめの米国映画を教えてほしい!

そんな疑問にお答えします

こんにちは、くまです。アメリカに駐在している経験から、実際に見た人気の映画を紹介します

アマプラやネットフリックスで見ることができる映画を中心にご紹介します。在米の人であれば、VPNを利用すると日本の料金(アメリカより安い)でサブスクの契約ができます

① グリーンブック(黒人差別)

2018年公開。1960年代の黒人差別が残る時代を舞台にした映画です。黒人の天才ピアニスト(お金持ち)が屈強な白人をボディガード兼ドライバーとして雇い、ピアノ演奏の全米ツアーをするという物語。

題名のグリーンブックとは、黒人が利用できるホテル・レストランなどが掲載された本のこと。当時は黒人お断りのお店が多かったようです

② それでも夜は明ける(黒人奴隷)

2013年公開、英語でのタイトルはTwelve Years a Slave(12年間の奴隷)。1840年代の黒人奴隷が売買されていた時代を舞台にしています。

黒人バイオリニストとして活躍していた主人公(お金持ちのため黒人売買はされない)は、知人にだまされて黒人売買の対象にされてしまいました。その後、12年間に及ぶ過酷な奴隷生活を描いています。奴隷に対する暴力的なシーンが多くて見ていると気分が落ち込みますが、たった150年前には米国南部地域では日常だったのでしょう(実際は映画よりも過酷な暴力があったのかもしれません)

③ グラン・トリノ(アジア系移民)

2009年公開。クリント・イーストウッド氏が主演・プロデュースを務めました。舞台はミシガン州デトロイト(自動車産業の街)。安くて丈夫な日本車が売れ行きを伸ばしていた一方で、アメ車の売上は下がってデトロイトの景気は悪くなりました。そのため、ホワイトフライト(白人の郊外移住)が流行り、ダウンタウンは黒人・ヒスパニック系の住民が増えて治安が悪くなり、郊外は白人が大きな家・車を持つ2極化が起こる。

主人公は50年務めたフォード自動車を退職して、妻は先に亡くなり1人で隠居生活をしていました(愛車のフォード・グラントリノとダウンタウン付近で)。周辺の治安が悪くなっていく中、隣人が引してしまい、新たに中国系移民(モン族)の家族が入居。始めは偏見を持って隣人と接していましたが、お互いを理解しあう人間関係を描いています

④ フォレスト・ガンプ(米国横断)

1994年公開。舞台は1950~1980年代のアメリカ。主人公(演:トムハンクス)は軽度の知的障害を持ちながらも、純粋で真っすぐな心を持っています。

フォレストガンプ・ポイント

コメディ要素もある面白い映画で、グランドサークル(モニュメントバレー付近)にある「フォレストガンプ・ポイント」は、米国横断の最終地点として有名な観光スポットになっています。なんとも手短に要約しにくい物語のため、これ以上の説明は割愛したいと思います。30年以上も昔の映画ですが、在米の人ならば一度は見たことがある有名な映画でしょう

⑤ 永遠のゼロ(太平洋戦争)

2013年公開。太平洋戦争(第二次世界大戦)について、改めて学ぶことができます。その他にもクリント・イーストウッド氏が監督の「硫黄島からの手紙」、「父親たちの星条旗」、その他にも「日本のいちばん長い夏」、「アルキメデスの戦い」などもおすすめです

⑥ ポカホンタス(先住民)

1995年公開。ディズニー映画で初めて実在の人物を描いた映画です。舞台は17世紀初頭のアメリカ開拓の時代。主人公のポカホンタスはアメリカの先住民(インディアン)で、大自然の中を動物たちと暮らしていました。しかし、ある日イギリス人がアメリカを植民地化しようと乗り込んできて、争いになっていく。なんともディズニーらしくない映画ですが、アメリカの歴史を表している映画です

⑦ リンカーン(南北戦争)

2012年公開。監督はスピルバーグ氏。アメリカの第16代大統領「リンカーン」の最後の4ヶ月を描いています。リンカーンが大統領になった1861年に、南北戦争(アメリカの北側と南側が戦った)が発生。アメリカ国内で戦争が起きた最大要因は、奴隷制度の廃止について。北側のリンカーンが勝利したことによって1865年に奴隷制が廃止されて、アメリカの歴史は大きく転換しました。そのため、歴史上で最も愛された大統領とも呼ばれています

しかし、終戦後すぐにリンカーンは暗殺されました。犯人は奴隷制を支持する南側の人だったようです

⑧ ウルフオブ・ウォールストリート(金融)

2013年公開。舞台は1980年代後半の世界最大の金融街「NYウォールストリート」。バブル景気の中の物語のため、当時の証券業界を学べると思います。私は金融業界に興味があるので、マイケル・ルイス氏の小説「世紀の空売り」(映画:マネー・ショート)、その他に「フラッシュ・ボーイズ」、「ライアーズ・ポーカー」なども好きです

まとめ

モニュメントバレー

他にもアメリカに関する記事を執筆していますので、ぜひご覧ください

この記事がアメリカ赴任・留学・移住する方々のお役に立ちますと幸いです

コメント

  1. taka より:

    はじめまして、ランキングからきました。
    リアリティがあって面白そうです。
    今度見てみたいと思う映画だと考えます。