ジョイントアカウントって何のこと?
どのように作成すればいいの?
そんな疑問にお答えします
こんにちは、くまです。私がジョイントアカウントを作成した経験から、手続きの流れや必要書類についてご説明します
1.家族カードとジョイントアカウントの違い
家族カード | ジョイント アカウント | |
クレジットスコア | たまらない | たまる |
アメリカのクレカ | 作れない | 作れる |
アメリカ駐在員は、1枚目のクレジットカードとして「JAL USA カード」もしくは「ANA USA カード」を作成するケースが多いかと思います。すでにカードをお持ちの方はご存じの通り、このカードは収入のある駐在員本人のみ作成ができます。つまり、家族カード(Authorized User)は駐在員本人のみの信用情報に基づいて作成されています
一方でジョイントアカウントとは、夫婦2人の信用情報に基づき債務責任を負うものです。アメリカで日本の信用情報(クレジットヒストリー)を使うことができないため、ゼロからアメリカの信用情報(クレジットスコア)を構築しなければなりません。駐在員本人(Primary会員)はクレジットスコアがたまりますが、家族カードを使用している配偶者はクレジットスコアがたまりません。そのため、配偶者をジョイントアカウント(配偶者をSecondary会員)に変更をして、駐妻(夫)もクレジットスコアがたまるようにしましょう
配偶者もクレジットカードを作成するメリット
日本のクレカ | 米国のクレカ | |
特典 | 2,000円~1万円相当 | 5万円~20万円相当 |
条件 | 特になし | 3ヶ月で3,000$使用など |
日本でクレジットカードを作成した場合、特典は2,000円~良くても10,000円相当のポイントがもらえる程度でしょう。しかし、クレジットカード社会のアメリカでは5万円~20万円相当のポイントやマイルがもらえるなど破格と言えるほどの特典がもらえます。ただし、特典をもらう条件として「作成してから3ヶ月で3,000$を利用する」など条件があります
これほどの特典があるので、夫婦で何枚もクレジットカードを作成すると飛行機代・ホテル代を実質無料で旅行することができます
2.手続きの必要書類
まずは必要書類を揃えましょう
①配偶者のパスポート
②配偶者のビザ
③配偶者のSSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)
④配偶者の住所を証明する書類1つ(賃貸契約書・運転免許証・公共料金の請求書など)
3.ジョイントアカウントの申請方法(2023年時点)
銀行口座のジョイントアカウント(共同名義)を作成していない場合は、先に手続きをしましょう。引落しする口座もジョイントアカウントにする必要があります
- STEP①申請書をもらう
それぞれの問合せ窓口から、メール又は電話で「ジョイントアカウントを作成したい」と問合せると申請書を送付してもらえます(※数年前はFNBOのサイトから直接ダウンロードできましたが、現在はできないようです)
問合せ窓口 - STEP②申請書を記入、夫婦2人のサインをする
私はメールで問い合わせたところ、2日ほどで申請書がメールで送付されました
- STEP③申請書・必要書類をアップロード
問合せ窓口の「メールでお問合せ」からPDF・jpegなどのファイル形式でアップロードします
- STEP④完了
3~5営業日ほどで審査結果が知らされます
ジョイントアカウントの申請をしてみた
私たち家族は、必要書類の準備に手間がかかりました。1回目の申請は却下されて、2回目の申請でやっとジョイントアカウントが作成できました。思いのほか審査が厳しいので、早めに運転免許証を取得した方がいいかもしれません
1回目:「賃貸契約書(同居人の欄に配偶者の記名あり)」+「TELLO(格安SIM)の請求書」を提出。2営業日後に返信があり「どちらも住所証明としては利用できない」とのことでした。賃貸契約書は夫婦共同で契約している必要があるようです
2回目:運転免許証を提出→OKでした
4.ジョイントアカウントが承認されたら
配偶者用のクレジットカード番号は変更ありません。「ジョイントアカウントが承認された」というメールと書類が届くだけでした。数日経つと配偶者にもクレジットスコアが付きますので、一度確認してみるといいでしょう
渡米して5ヶ月後にジョイントアカウントが承認され、夫婦ともに700ほどのクレジットスコアがつきました。配偶者はゼロからクレジットスコアを積み上げるのかと考えていましたが、同じ数値が与えられるようです
5.まとめ
クレジットカードを計画的に作成して、特典のポイントでお得に旅行しましょう!
当ブログでは他にもクレジットカードやアメリカ旅行に関する記事を執筆していますので、ぜひご覧ください
この記事がアメリカ赴任・留学・移住する方々のお役に立ちますと幸いです
いじょう!
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