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アメリカのSSN取得方法(ソーシャルセキュリティー)

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SSNって初めて聞いたけど、何のこと?

どうやって取得するの?

こんな疑問にお答えします

こんにちは、くまです。SSNの取得方法をアメリカに赴任している経験から解説します!

1.SSNとは?

SSNとは、Social Security Number(社会保障番号)の略称で、アメリカで重要な個人識別番号です

SSNは年金、就職先、税金、医療保険、クレジットヒストリーなど、さまざまな情報と紐づいており厳密に管理されています。番号は「XXX-XX-XXXX」と9桁の数字で構成され、始めの3桁は地域、次の2桁は発行順序、最後の4桁はランダムな数字が割り当てられます

2.SSNは何に使用するか

個人を識別するために、さまざまな公的手続きや、民間の重要な手続きに使用されます。例えば、このような手続きに使います

・就業先への提出

・銀行口座の開設

・賃貸の契約

・携帯電話(SIM)の契約

・運転免許の取得

・クレジットカードの作成

3.駐妻(夫)はSSNを取得するべきか

駐妻(夫)が働かない、車を運転しないのであれば、SSNが無くても生活が可能です。しかし、私たちは夫婦ともにSSNを取得しました。配偶者は今のところ就労予定がありませんが、車を運転しなくてはならない地域に住んでいるので、運転免許取得するためにSSNが必要でした

また、SSNがあれば夫婦でお得なクレジットカードを作成できるので、SSNは取得した方がいいと思います

※一部の州ではSSNが無くても運転免許が取得できる場合があると聞きます。ただし、SSNがあるに越したことはありません。詳細は各州のDMV(Department of Motor Vehicles)でご確認ください

4.SSNを取得する方法

  • STEP1
    最寄りのソーシャルセキュリティオフィスを調べる

    こちらのSocial Security Office Locatorから検索ができます

  • STEP2
    必要な書類を準備する

    ・申請書(オフィスでもらえる)

    ・ビザ、パスポート

    ・I-94(入出国記録)

    ・雇用証明書(職場の辞令など)

    ※配偶者は婚姻証明書が必要な場合があります。取得方法は下に記載しました

  • STEP3
    必要があれば、予約する

    コロナウイルスが流行しているときは、予約が必要な場合が多かったそうです。2023年時点では予約不要のケースが多いと思いますが、州によって対応が異なるので、ホームページを確認しましょう

  • STEP4
    書類提出、面接

5.面接の流れ

ソーシャルセキュリティオフィスで書類提出、簡単な面接を行います。順序は日本の役所と同じです

  • STEP1
    申請書の記入

    入口を入ってすぐに、申請書と記入する机が置いてあります(または、バインダーがあり、待合所のイスに座って書く)どの申請書か分からなければ、入口あたりにいる案内(守衛)の人が教えてくれます

  • STEP2
    機械で受付番号を発券する
  • STEP3
    自分の番号が呼ばれるまで待つ
  • STEP4
    書類提出、面接

    「なんのためにアメリカへ来たか」、「いつごろアメリカに来たのか」など簡単な質問をされながら、書類のチェックをされます。書類に不備がなければ、スムーズに終わります

  • STEP5
    書類を返却される

    申請書以外は返却され、2週間以内にSSNを郵送すると言われました(その後、10日くらいで届きました)

駐妻(夫)は婚姻証明書が必要な場合も・・・

これは州によって対応が異なるようです。実際、私たちは婚姻証明書を準備しましたが不要でした

婚姻証明書の取得方法

戸籍謄本が必要なので、日本を出国する前に取得しておきましょう。また、当日はセキュリティチェックがあるので、手荷物は少なくした方がスムーズです

  • STEP1
    3ヶ月以内に発行した戸籍謄本を1部用意
  • STEP2
    管轄の日本大使館(総領事館)に予約を取る
  • STEP3
    日本大使館(総領事館)に行って、申請する

6.SSNが届いたらするべきこと

・記載内容のチェック

・英語でサインをする

・自宅で保管する

SSNは大切なものなので、基本的に自宅で保管することをおすすめします。重要な手続きをする際にしか使いませんので、常に持ち歩く必要はありません

7.SSNが自宅に届かなかったら?

2週間ほど経っても届かなければ、ソーシャルセキュリティオフィスに進捗を確認してみましょう

SSNは大切なものですが、日本の書留のような手渡し配達ではなく普通にポストに突っ込まれます

紛失や誤配達がある可能性もあるので、早めに確認した方がいいです

まとめ

SSNが作成できると、他の手続きも進み始めます。赴任してすぐは色々と大変ですが、早めにSSNを作成しましょう。また、在日米国大使館と領事館のHPにもSSNの説明があります。よくある質問も確認しておくと安心です

この記事がアメリカ赴任・留学・移住する方々のお役に立ちますと幸いです

いじょう!

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